自分の気持ちを閉じ込めて、嵐が去るのを待つ。
そういう人間です。ボクは。
でも、自分の気持ちを出して、と言われました。
自分の気持ちを出すように、心がけました。
それでも、もっと出して、と言われました。
もっと出すように、心がけました。
それが繰り返されました。
そうするうちに、気がつきました。
自分の気持ちを出さないといけない、と思ったとき、ボクは、ボクとは違う別の人格をつくっているのではないか、と。
その場その場で、別の人格を作っているのではないか、と。
それに気付くのが遅かったようです。
別の人格であることが多くなりすぎて、どれがほんとの自分であるのかわからなくなってしまいました。
これは、大人になる上で誰もに起こることなのか、他の人には起きていないのか、はわかりません。
しかし、ボクの場合は、少し特殊な感じがします。
これが、自分が作り上げた虚構であるのか、真実であるのか、もわかりません。
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